パーソナルトレーニングは、顧客ひとり一人の目的や要望にあわせてオリジナルのメニューを作成し、1対1でトレーニングの補助やアドバイスを行うサービスです。
フィットネスクラブに比べて料金は高いですが、忙しい合間を縫って短時間で効率よくトレーニングを実施できることから、働いている20代~30代を中心に人気を集めています。
フィットネスクラブのように広い店舗や様々なタイプの器具・設備を必要としないので、都市部や住宅地で起業される方も多く、スタジオの数は人気の高まりと共に順調に増えています。そのため、ランディングページをつくる際はいかに独自性を打ち出すかが重要になります。
この記事では、パーソナルトレーニングジムをこれから事業として始めたい方や既に運営している方に向けて、効果の出る独自性の高いランディングページの作り方を全三回にわたって解説します。
- 1 パーソナルトレーニングジムのランディングページをつくる手順
- 2 パーソナルトレーニングジムを取り巻く競争環境の状況を明らかにする
- 3 パーソナルトレーニングジム業界における6つの競争要因
- 4 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因1】個別性の高いトレーニング
- 5 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因2】サポートプログラム
- 6 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因3】トレーニング環境や設備
- 7 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因4】質の高い顧客対応
- 8 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因5】通いやすさ
- 9 【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因6】価格
- 10 まとめ:パーソナルトレーニングジム業界で選ばれるジムになるために
パーソナルトレーニングジムのランディングページをつくる手順
この記事では、ランディングページの制作を以下のような3つのステップで行っていきます。
- パーソナルトレーニングジムを取り巻く競争環境の状況を明らかにする(本記事)
- 業界の競争状況をふまえてマーケティング戦略を設計する(第二回)
- マーケティング戦略をランディングページに落とし込む(第三回)
この3つのステップをどこまで緻密に行えるかが、ランディングページの質や効果に直結します。ここを適当に行ってしまうと、見栄えは良くても効果が出ないランディングページや競合との差別化が全くできていないランディングページが出来上がってしまいます。
本記事では、手順の1番目であるパーソナルトレーニングジムの競争環境を把握するステップについて、詳細に分析・解説していきます。ではさっそく始めましょう。
パーソナルトレーニングジムを取り巻く競争環境の状況を明らかにする
パーソナルトレーニングジム業界の現状、具体的には消費者のニーズや業界プレーヤーが提供しているサービスがどのようなものかを正確に把握できていますか。
ランディングページを作るときにやってはいけないのが、競争環境の状況を理解せずに経験則や直感だけを頼りにコンテンツの内容を決めることです。木を見て森を見ずになってしまうと、勝てるフィールドで勝負することができないので効果が出ず、改善の方向性も分からないので袋小路に迷い込んでしまいます。
このような状況を避けるために、まずは業界の全体像を把握します。
パーソナルトレーニングジム業界における6つの競争要因
実際に市場リサーチを実施すると、パーソナルトレーニングジム業界の競争要因は大きく6つに分類できることが分かります。競争要因とは、企業が経営資源を投資する対象であり、競合と差別化するために力を入れている項目のことです。
パーソナルトレーニングジム業界における6つの競争要因
- 個別性の高いトレーニング
- サポートプログラム
- トレーニング環境や設備
- 質の高い顧客対応
- 通いやすさ
- 価格
これらの競争要因はどれも大事ですが、よほど資本力がある企業でもない限り、全ての項目に力を入れるのは現実的ではありません。限られた経営資源をどこにどのぐらい投入すればいいかのバランスを考えながら、顧客満足度が高くなるように事業を運営していくことが大切です。
これから競争要因を1つずつとりあげて、企業の取り組みや消費者のニーズについて深堀りしていきます。
自社のサービスが他社に比べてどのぐらい価値を提供できているかに注目しながら、業界の全体像を俯瞰的な視点で捉えて頂ければと思います。
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因1】個別性の高いトレーニング
パーソナルトレーニングジムに通う目的は、ダイエットやボディメイクなど、人によって様々です。興味や関心の対象も人によって違いますし、脂肪や筋肉のつき方、骨格や姿勢にも個人差があります。
この十人十色のニーズや状態に対して、どこまで幅広くきめ細やかに対応できるかが、パーソナルトレーナーの腕の見せ所であり、顧客の満足度やトレーニングの成果を左右する大事なポイントになります。
それでは競合他社の取り組みについて、具体的に確認していきましょう。
競合他社の取り組み1:トレーニングの目的に合ったコースを用意
人々がトレーニングジムに通う目的は、主に次の4つに分けることができます。
人々がトレーニングジムに通う主な目的
- ダイエット
- ボディメイク
- スポーツのパフォーマンス向上
- 健康や体型の維持
パーソナルトレーニングジムでは、これらの目的を達成できるコースを用意し、会員ひとりひとりに合ったトレーニングのサポートを実施しています。
企業の戦略は様々で、ダイエットだけに特化しているジムもあれば、多様なニーズを取り込めるように目的別のコースを用意しているジムもあります。なかにはダイエットとボディメイクを同時に叶えるプログラムをつくっているところもあります。
さらに以下のように具体的なニーズに絞り込んだコースを用意しているジムもあります。
具体的なニーズに応えるコース(例)
- ヒップアップ専門コース
- アスリートコース
- ブライダルコース
競合他社の取り組み2:個々に最適なトレーニングメニューをつくる
パーソナルトレーニングジムの強みは、フィットネスクラブとは違いマンツーマンでトレーニングを指導・サポートできること。カウンセリングや身体測定などを通してオーダーメイドで最適なメニューをつくります。
メニューをつくるときは、お客様が理想としている達成後の姿や目標について具体的にヒアリングを行い、現状との差を明らかにしていきます。例えばひと言でボディメイクと言っても、産後の体型を戻したい、夏に向けてカッコいい筋肉をつけたい、モデルのオーディションに備えたいなど人によって目指す姿は様々です。
身体測定については、体重や体脂肪率だけでなく、特殊な機器をつかって骨盤のゆがみや筋肉のバランスなどを測定しているところもあります。
身体の状態を正確に把握することは、より効果的なトレーニングを実現し、顧客満足度を高めることにつながります。
競合他社の取り組み3:バラエティに富んだトレーニング内容
一部のトレーニング好きを除き、ほとんどの人にとってトレーニングは、出来れば最低限で終わらせたい、キツくてしんどいものです。楽をして結果が出るならそのほうが嬉しいし、楽しく取り組めるほうが有難いと誰でも考えます。
お客様の興味や好奇心、楽しみたいという気持ちに寄り添ってトレーニングメニューを組み立てることが、トレーニングを長続きさせ、目標を達成してもらうのに欠かせません。トレーニングの内容でジムを絞り込む人もいるため、魅力的なプログラムを用意するのは非常に効果的です。
近ごろは実に様々なトレーニングメニューやプログラムが登場しています。エンターテイメント性や独自性を発揮して、他社との差別化を図っているジムがたくさんあります。
トレーニングメニューやプログラムの例
- ボクササイズ
- 加圧トレーニング
- ヨガ
- ピラティス
- グループトレーニング
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因2】サポートプログラム
パーソナルトレーニングジム業界における競争要因の2つ目は、トレーニングに組み合わせることでダイエットや筋力アップの効果を高めることができるサポートプログラムです。
代表的なものには、食事指導やストレッチがあります。
食事指導は、LINEやメールを通じてパーソナルトレーナーや管理栄養士などから食事のアドバイスを受けらるサービス。利用者は毎日の食事の写真やメニューをトレーナーに送り、糖質や栄養の偏りがないように改善が必要なポイントを指摘してもらいます。
ストレッチは、ウォーミングアップの際に行うことで怪我の予防や代謝を高める効果が期待でき、さらにクールダウン時に行うことで筋肉の柔軟性や疲労の回復を促す効果があります。
これらのサポートプログラムは、より専門的に行うことで競合との差別化が図れ、カスタマーに違いをアピールすることが可能になります。
競合他社の取り組み:トレーニングに様々なサービスを組み合わせる
トレーニングに組み合わせるサービスの例
- 食事指導
- ストレッチ
- 美容ケアやエステ
- 整体や骨盤矯正
- 鍼灸
これらのサービスは、ジムの通常プログラムの中に初めから組み込まれている場合もあれば、オプションという扱いで追加料金が必要となる場合もあります。
当然はじめから組み込まれているほうが他社と差別化できますが、サービス料金が上がってしまうため、提供する頻度を下げたり、提供する内容を限定したりするなどの工夫が必要になります。
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因3】トレーニング環境や設備
パーソナルトレーニングジム業界の競争要因の3つ目は、トレーニング環境や設備です。
トレーニング環境については、爽やかな雰囲気、こじんまりした雰囲気、コンクリート打ちっ放しの本格派など、ジムによって特徴があります。
ジムの雰囲気は好みが分かれるところですが、大切なのは整理された清潔感のあるジムになっていることと、ジムのコンセプトにあった内観になっていることです。
例えば高価格帯のジムであれば、トレーニングをしている人がラグジュアリーな雰囲気に心地よくなり、気分が上がるようにするために、インテリアや備品、マシンのデザインまで配慮する必要があります。
パーソナルトレーニングは継続的に通うことが前提になっているサービスなので、自分好みのトレーニング環境になっているかどうかは、お客様がとても気にするポイントです。
競合他社の取り組み1:トレーニングに使うマシンや器具・設備で差別化する
最近では、AIが搭載されたマシンを使って運動する人に適したトレーニングメニューや負荷を自動で調整するサービスが登場するなど、パーソナルトレーニングにITを使うところも出てきています。
ボディビルに興味がある人や筋肉を大きくしたい人向けにベンチプレスを中心とした設備・器具を採用しているジムや、岩盤浴スタジオで代謝を上げながら筋トレを行うジム、ファンクショナルトレーニング用の器具で体幹を鍛えるメニューをつくっているジムなど、どのパーソナルトレーニングジムも、マシンや器具・設備を中心に独自性をうまく打ち出しています。
競合他社の取り組み2:その他の設備やオプションで価値を高める
トレーニング時やその前後に利用できる設備やオプションで、サービスの価値を高めることもできます。
差別化要因につながる設備やオプションの例
- ウォーターサーバー
- 水素水サーバー
- プロテイン提供
- ロッカー(手荷物預かり)
- パウダールーム
- アメニティ
- シャワーやバス付き浴室
- 酸素ルーム(カプセル)
例えば女性専用のパーソナルトレーニングジムは、パウダールームやアメニティを充実させているところが多く、いつでも気兼ねなく利用できるように配慮されています。
これらの設備やオプションには、用意されていないと困るものもあれば、無くても困らないけれど用意されていることで評価があがるものもあります。競合するジムや提供するサービスの特徴を考慮しながら検討することが求められます。
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因4】質の高い顧客対応
パーソナルトレーニングジムはアドバイスやトレーニングメニュー、サポートといった形のないものを提供するという性質上、顧客対応力の程度が競争力に直結します。
目に見えない部分なので、サービスを検討している段階にいるカスタマーには伝わりにくい要素ですが、口コミの影響力が大きい昨今では、ここをどうアプローチするかが重要な競争要因の1つになっています。
競合他社の取り組み1:人材の採用や育成を戦略的に行う
ジム内でお客様との接点が多いのは、受付スタッフや指導を担当するトレーナーです。
人当たりがよく接客や指導に長けている人材やダイエットやボディメイクに熟知している人材を採用し、継続的に研修や接客トレーニングを実施することで、顧客満足度の高いサービスを提供できます。
また、利用者が増えてトレーナーの数が足りなくなってくると売上が頭打ちになるので、指導マニュアルや研修制度を整えておき、知識や経験が乏しい人材を採用してもきちんと育てられるようにしておくことも重要です。
さらに、急にトレーナーが辞めたり、利用者の都合で担当トレーナーの変更を余儀なくされたりするケースに備え、顧客カルテをつくって引継ぎがスムーズにいくようにすることも欠かせません。
日ごろからトレーナーの指導力を一定の品質以上に保つ努力をし、どのトレーナーが担当してもお客様に価値を提供できるようにしておく必要があるでしょう。
そのためには全てを一任して属人的な指導を行わせるのではなく、接客で外せないポイントや指導の際のルールを明確にし、定期的なチェックを実施して守らせるなどの仕組みが必要です。
大手パーソナルトレーニングジムや多店舗展開をしているジムなどは、このあたりの仕組みをしっかり整えています。
競合他社の取り組み2:顧客の要望を叶えられる仕組みを整える
質の高い顧客対応を実現するためには、顧客の要望を叶えられるような仕組みを整えることも重要です。お客様ひとりひとりを大切にすることができれば、ジム内が活気にあふれ、口コミの効果も手伝って自然と人が集まるようになっていきます。
顧客の要望を叶える仕組み(例)
- 好きなトレーナーを指名できるようにする
- 意見箱を設置して運営に生かす
- イベントを開催して顧客と話す機会を増やす
- 利用期間に応じてプレゼントや特典を進呈する
- トレーニングの成果を称える仕組みをつくる(表彰など)
- SNSで会員とコミュニケーションをはかる
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因5】通いやすさ
通いやすいかどうかは、パーソナルトレーニングジムの利用を検討している人にとって最も重要な判断基準のうちの1つです。ジムへのアクセスが悪ければ、よっぽどのプラスアルファがない限り選んでもらうのは難しいでしょう。
通いやすさを決める要素は立地だけではありません。営業時間や駐車場の有無、予約・キャンセルのしやすさなども通いやすさに影響を与えます。
競合他社の取り組み1:通う時間や手間を省けるように工夫する
駅やバス停から近い、無料で使える駐車場がある、シャトルバスによる無料送迎があるなど、ジムへのアクセスが良ければ、ジムに通う時間や手間を削減することが可能です。
ウェアやタオル、シューズなどトレーニングに必要なもの全てを無料でレンタルしているジムもあります。ジムの用意を持ち運ぶ必要がなく、手ぶらで通うことができるのはお客様にとって嬉しいことです。
完全個室制のジムも人気です。気心しれたトレーナーとしか会わないのであれば、身なりをそこまで気にする必要がなくなりますし、部屋で雑談をしながらマイペースでトレーニングを始めることができるため、精神的にかなり通いやすくなります。
最近ではスマートロックキーや防犯カメラなどで利用者の管理を行う完全セルフのジムも登場しています。事前にパーソナルトレーナーにメニューをつくってもらい、あとは好きなときに入室して誰とも会わずにトレーニングが出来ます。
競合他社の取り組み2:融通が利くようにサービスをつくっていく
さきほど紹介した完全セルフのジムは24時間いつでも利用可能です。
パーソナルトレーニングは1対1で指導するので早朝や深夜にジムを開けるのは難しいかもしれませんが、営業時間をできるだけ長くすることができれば、利用者のニーズを幅広く取り込むことが可能になります。
予約やキャンセル、振り替えをネットやLINEで簡単にできるようにしているところもあります。
利用者からすれば、わざわざ電話をする必要がないため、生活リズムや仕事の状況などにあわせて気兼ねなく何度でもジムの予定を変更でき、ジム通いが継続しやすくなるというメリットがあります。
他にも、1回のトレーニング時間を20分にしてコマ切れ時間を使って通えるようにしているところや、そのときの気分や状況によってトレーニング時間を短くしても大丈夫なところ、ジムが運営している店舗ならどの店舗でも自由に利用できるところ、1店舗あたりの定員を決めて予約を取りやすくしているところなどがあります。
【パーソナルトレーニングジム業界の競争要因6】価格
競争要因の6つ目は価格です。
パーソナルトレーニングジムは高いというイメージをもたれがちですが、近年では月額2万円を切るジムもあり、以前に比べてかなり通いやすくなっています。
カスタマー目線で考えると、安ければ安いほど嬉しいのは当然ですが、あまりも安いと逆に不安になってしまうものです。パーソナルトレーニングジムの相場を把握したうえで、サービス内容に見合った戦略的な価格を設定することで、競争力を高めることが重要です。
パーソナルトレーニングジムの価格帯は、大きく2つのタイプに分かれます。1つ目は継続して長く通うことを前提とした手頃な価格設定。もう1つは短期集中で結果を出すコースの強気の価格設定です。
競合他社の取り組み1:長く通うことを前提とした手頃な価格設定
継続して通うことを前提としているプランの相場は、入会金が1万5千円~4万円ほど。月額料金は月4回(1回30分程度)のトレーニングで月額2万円~4万円ほどです。食事指導がつく場合は、月額プラス1万円ぐらいになります。
ちなみにフィットネスクラブの相場は月8千円~1万円ほど。その気になれば毎日通うこともできるので、ジムの利用回数や時間だけを考えるとパーソナルトレーニングジムよりも断然お得です。
それでもパーソナルトレーニングジムが選ばれるのは、主に以下の点が評価されているからです。
パーソナルトレーニングジムが選ばれる主な理由
- 自分専用のトレーニングができるため結果が出やすい
- 美しく痩せたいなど細かい要望に応えてもらえる
- マンツーマンなので通う強制力が働き挫折しにくい
- ダイエットなどに熟知した専門家から指導を受けられる
- 食事指導などのサポートプログラムが充実している
これらの要素を付加価値として提供できると、その分価格を上乗せすることが出来ます。
ただし、競合との価格競争に巻き込まれないためには、独自性を発揮して競争優位を構築する必要があることは言うまでもありません。
競合他社の取り組み2:短期集中コースによる強気の価格設定
「2ヶ月でマイナス15kg!」のような謳い文句の短期集中コースは、今では決して珍しいものではありませんが、登場した当時はとてもインパクトのあるものでした。
実際にこのような『結果コミット型』で市場を席巻したライザップは、他にはない徹底的なボディメイク指導と実績で競争優位を確立し、当時2ヶ月で40万円を超える高額コースだったにも関わらず、会員数を一気に伸ばしました。
現在でも短期集中コースは人気のあるプログラムです。相場は入会金が1万5千円~4万円ほど。コース料金は2ヶ月16回(1回50分)で20万円~30万円ほどです。ほとんどの場合、食事指導もコースに含まれています。
競合他社の取り組み3:支払い条件を工夫して敷居を下げる
次のように支払い条件を工夫することで、サービス購入の敷居を下げるのも効果的です。
支払い条件の工夫(例)
- 30日間全額返金保証あり
- 入会金が不要
- クレジットカード決済可能
- 分割支払い(例:月6,000円×50回払い)
- 回数券払い(1回ごと都度払い)
支払い条件でジムを足切りしている人も多いので、様々な支払い方法に出来る限り対応しておいたほうが、他社に比べて優位に立つことができます。
まとめ:パーソナルトレーニングジム業界で選ばれるジムになるために
ここまでパーソナルトレーニングジム業界を取り巻く競争状況について詳しく見てきました。
近年ではパーソナルトレーニングジムが増えたことにより競争が激化しているのに加え、フィットネスクラブも個別メニューの作成やパーソナルトレーナーによるトレーニング補助などを実施するようになっています。
効果の出るランディングページを作るためには、このような状況をふまえたうえで、他社と差別化できるところや自社の強みを明確にすることが大事です。
第二回の記事では、マーケティング戦略を設計する方法について具体的に解説していきます。